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シミュレーションのコツ(設置後のまとめ)

設置後のまとめ、第2弾です。

いきなり推測からで申し訳ありませんが、多分、この業界&国の思惑は、「10年で元が取れる」ことを基準に物事が決まっているんだと感じます。設置工事にかかる費用から始まって、補助金の額、買電の金額、期間まで、平均的なパターンでシミュレーションが行われていて、10年で元が取れるようにうまく調節されているんだと推測してます。(別の観点からいえば、シミュレーションした上で補助金額を決めてるわけですから、これは当たり前のことだと理解できますよね)

じゃぁ「平均的なパターン」って何?と聞かれるとこれも推測するしかないのですが、私が思うのは、日本の平均的日照時間が得られる場所で、南向きで、切妻か寄棟屋根で、容量は4kW位を基準にしてるんじゃないかと思います。(ただし、多結晶は価格を下げることで3kW台でも元が取れるようにメーカー側で設定しています)

当発電所設置にあたってもいろんなシミュレーションをしてみましたが、これらから大きく外れる要素があると、償還期間が長くなったり短くなったりするんじゃないかと感じました。

で、前振りで何が言いたいのか・・・

上記の平均的なお宅、もしくはそれ以上に好条件なお宅は、シミュレーションに悩む必要はないです。いますぐ設置すべし!

シミュレーションして悩んでる人にアドバイス

あくまで私見ですけど、

◆シミュレーションが信頼できない人へ

影の影響がない限り、メーカーの「発電量シミュレーション」は信頼できると思います。地域性、屋根の向き、傾斜角はおおむね反映されていると思います。というかまずはこれを信頼するしかありません(笑)

できれば、メーカーのシミュレーションを、自分の環境に合わせて補正してみることをお勧めします。日照時間が心配なら気象庁HPのデータが参考になります。建物の影や山の影響が大きそうな場合、ソレナテックが役にたちます。

償還期間を考えるためには「経済面のシミュレーション」が大事です。これを出してくるメーカー(業者)もありますが、家庭の事情を反映させるのは難しいので、頑張って自分で試算した方がいいです。過去の電気使用量(できれば時間帯毎)の把握は必須です。ちなみに当発電所の場合は、三洋のメーカーによるシミュレーションより5%程悪い結果でした。(メーカーシミュレーションは、節電努力として5%加味されていたため、これを除けばほぼ同一と考えられました)

心配な点はいろいろあると思いますが、検討を繰り返していると、だんだんシミュレーションが信頼できるようになってきます。

◆10年後以降のシミュレーションはしない方がいい

私もあれこれ考えましたが、「10年以上は考えるだけ時間の無駄」という結論に至ってます。制度がどうなってるか全く予想できませんし、電気がらみの環境が激変してるかもしれません。家庭用蓄電池や電気自動車の普及は、大きな変化を起こすと思います。また10年過ぎればシステムの不具合も現実味を帯びてきます。

今考えるべきことは、なによりも「10年以内に元を取る」ことです。元さえ取ってしまえば、もし壊れても修理なんてしないで稼働停止しちゃえばいいんです。

◆できるだけ早い償還を目指す

とりあえず目標は10年でいいと思いますが、もし可能ならできるだけ早い償還を目指すべきです。 例えば8年で償還できれば、残りの2年間は丸々儲けです。期間が短ければ短いほど、償還前のシステム不具合による出費のリスクも低くなります。(10年前にパワコンが自然故障したら、大ラッキーですが!)

その他シミュレーションするにあたって

◆補助金は必ずゲットする

補助金を貰えなくてもなんとか償還できるケースがあるかもしれません。しかし基本的には、貰っておいた方が精神的満足度、後で後悔しない度が大きいと思います。

あと、貰わなくても余裕で償還できそうな場合、老婆心ながら工事費用安すぎないか心配です。中身を再チェックした方がいいかもしれません。

◆お金が許す限り、出来るだけ大容量の設置を目指す

パワコンの最大容量の境目あたりは要注意ですが、基本的には大容量になるほどイニシャルコストは割安になります。設備分の値段は上がりますが、人件費はそんなに変わらないからです。(ただし10kW超えてはダメよ。)
また当発電所でとった見積りでは、シャープは確かに安いのですが、東芝や三洋にして高容量化した方が償還期間は短かったです。

◆来年になればもっと得になるのではないかと考えちゃう人へ

パネルの価格はどんどん下がると思います。しかしそれと並行して、まず補助金が打ち切られ、買電価格も下がるでしょう。そして、結局元が取れるのは10年後前後に収まるんだと思います。

償還期間に大きな変化が出るのは、家庭用電池や電気自動車の普及が始まってからじゃないかと思います。

◆屋根が小さい(発電容量が小さい)ために良いシミュレーションが出ない場合

このケースに限っては、待つことによって恩恵を受けることがあるかもしれません。当発電所も、数年前の検討ではNGだったにもかかわらず今回はOKになった理由は、単結晶やHIT登場(単位面積あたり発電量の増加)のおかげです。

 

最後ですけど、投資好きな私が常日頃考えてること

 ◆借金してでも載せるべきか

借金してまで載せるべきではないと思います。太陽光発電なんてしなくても、生活や命に関わることは決してありません。決して老後の生活が楽になるわけではありません!

リスクはほぼ天災のリスクです。そんなに大きくないと思いますが、ゼロではありません。
儲かる可能性が高いと思いますが、そうなるには約10年先で、前述したようにその頃どうなってるか予想がつきません。いろんな試算を見かけますが、いずれも利回りを考えたら大したものではなく、ほぼ金利と相殺されてしまいます。(それよりも得られるものとしては「楽しみ」の方が大きいと思います。)
太陽光発電はローリスクローリターンの「投資」だと思いますが、借金することでリスクが上がり、リターンがゼロに近くなってしまいます。儲かるのは銀行だけ!?

借金して投資するのはプロの世界の話で、どうしてもしたいのであれば孫正義さんに投資した方がいいと思います。素人はすべきではありません。

と、私は考えます。

 

 

今日は長々と書いてしまいました。お読みいただきありがとうございました。
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発電開始から10日余りたちました。月が変わったので、いよいよ今月分から、いろいろな評価が出来るようになります。

一番楽しみにしているのが「太陽光発電を導入して、どのくらい得したか」の計算です。お金の計算ね!

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